私はナースのお仕事をしながら、スクールに通っています。 FSTC の基礎のスウェディッシュマッサージクラスで、まず私が最初に習ったのはクライアントに触れる時の手のタッチ。
包み込む様に柔らかく、手の広い面を均等にあてがうための動作練習です。でも形だけでなく、安心感を与えてあげる様に、ハートからの手でクライアントのボディーと優しく対話しましょう♡‼ と先生から教わり
あ、もしかして私… 患者さんに結構事務的な触れ方してたかも?
と反省し、早速病院で実戦してみました。
そしたら、今迄無かった不思議な事が起きたんです✨
手術後、麻酔から覚めた患者さんが、私を見て涙を流し『あなたが担当で本当によかった!』と言ってくださり、
しかも、それが一回だけでなくその翌日も連続でまた同じ事が😳‼️
私は手術室担当なので病棟のナースとは違い、直接患者さんと対話するのは手術の前後のほんの短い時間しかなく、一生懸命やっても感謝される機会なんてほとんど無い、ちょっと淋しい部署なんです。
それなのに、こんなに涙を流して感謝してくださるなんて…
思わず感動💦
手術を受ける前って患者さんは不安だから、ナースが優しく手で触れてあげるだけでも、安心して落ち着いてくださるんですね。私はこの
ハンドパワー!タッチを習えただけでも、めちゃくちゃ嬉しくて、Junko先生に即報告💖
その他にも、基礎編で習う手際良い、超プロっぽいシーツの捌き方”ドレーピング“や、体に負担をかけないボディーメカニクスなども、今のお仕事にもとても役立っています。
特にボディーメカニクスは、患者さんの身体を支える体勢や色々な処置をする時、手の安定感など、知ったら全然違いました!!
『 アメリカや欧米では、マッサージセラピストや理学療法士も含め、メディカルやボディーに関するワーカーは必ず初めに“ボディーメカニクス”で正しい力学を学びます。 ドクターも例外ではなく手術や処置の際、必ずボディーメカニクスを重要視します。それがないと角度が定まらないし、手が安定しないですからね!』
と、スクールの授業での話を思い出し、手術中にドクターをまじまじ観察してみたら
なるほど確かに。“手術が上手って言われるドクターは、”ボディーメカニクス”きちんと出来てて、体勢が安定している。わっ本当だ~♪と発見‼
この力学と動作ってマッサージだけでなくて、全てに共通なんですね✨✨
『日本はそこが遅れているんですよね!!』とJunko先生が言ってましたが、これは理にかなったとても大事な事だとわかりましたし、”知らないと絶対に損する”と思いました。
その他、授業の解剖学で習った筋肉や組織も、手術の時に今まで何気に見てはいましたが、もっとリアルに興味が湧いてきました。
マッサージを習う事を決めた時は、マッサージはマッサージ。ナースの仕事はナース。と別々に思ってました。アロマはやっていましたが、マッサージ施術って順番を覚えれば良い、比較的学ぶのが簡単なもの。と言う話をよく聞いていたので、はじめは趣味的なスタンスでした。
でも、FSTCで習っているうちに、欧米のマッサージは、こんなにも人の体としっかり向き合い、今の仕事と共用もできるものだと知り、さすが本物の北米のマッサージは違う!
セラピーと言うだけの事があるんだー!と。それからJunko先生のスペシャルなハンドタッチ✋💛✨
でも、そうですよね。マッサージ施術は人の体を扱うものですから、海外の進んでいる国では、きちんと勉強やトレーニングするのが当然なんでしょうね。素人が数週間で適当にやっちゃう内容のものとは違いますよね。
ちゃんとしたものを習いたかった私は、この学校に出会えて本当に良かったです。マッサージって深い!
次は何が習えるのか、毎回授業が楽しみです✨。
将来はナースとマッサージセラピーを上手くコラボできる道を実現させていきたい。と今、新たな夢を持ちました。😍